nonnativeノンネイティブ2015春夏新作は大当たり!!TRACKER BLOUSONやTRAVELER PULLOVER LONG SHIRTのデザインなど
いよいよ春物がやってきた!
そろそろ黒のロングコートに飽きてきたなという2月のこの時期。
いよいよ春物の入荷が各ブランドはじまってきた。
本ブログも「ファッションブロガー」として謳っている以上、取り上げないわけにはいかない。今後は私の気になる春モノの話題で埋め尽くされることだろう。
さて春物ラインナップの中で真っ先に気になったのはこのブランド「nonnative(ノンネイティブ)」。
「今年はデニムがトレンドだ」
とどこのファッションサイトも謳う中、nonnative(ノンネイティブ)も例にもれずデニムフィーバー。この流れは徐々に盛り上がりを見せてきた90年代リバイバルブームからの流れ。
このサイト内でも何度か書いている通りではあるが、2012年頃から90年代のスタイルが再び流行の兆しを見せている。MA-1、生デニム、ビッグシルエットなどは30代以上の男性なら記憶に新しいところであろう。
デニムに関してはA.P.C.の記事を何度か書いている。そちらもぜひ参考にしてほしい。
スタンダードな生デニムならばA.P.C.に軍配があがるかもしれないが、ノンネイティブの場合はトップスも充実している。
カジュアル化の波により進化したGジャン
まず注目したいのはこちらの「TRACKER BLOUSON COTTON 11.5oz DENIM #7814 by ORTA VW」通称トラッカーブルゾン。
襟を切り落とした様なGジャンの形。近年どのブランドもノーカラーの仕様を多くラインナップしている。これは上述の90年代リバイバルからくる「カジュアル化」の波に端を発している。襟とは本来「ドレス」に属するものである。(スーツやシャツなどを鑑みて理解できるかと思う。)
90年代はカジュアルのムーブメントだった。スウェットやMA-1やデニムやビッグシルエットなどこれらは全てカジュアルアイテムである。
90年代リバイバルが到来し、徐々にメンズファッションはカジュアル化していった、その結果2015年度は襟のない「よりカジュアルなディティール」に進むこととなった。
とりわけノンネイティブは「カジュアルが得意なブランド」。今回のラインナップを見ると、襟のないものばかりが目立つ。
さて、このアイテムの良いところは、襟をなくし、加工をキツめにかけたカジュアルなディティールながら非常に優れたバランスで「程よく大人っぽく」見せているところだ。
例えばシルエット。普通のGジャンよりも細く、丈もやや短い。スッキリと見せることが出来、通常のGジャンよりもずっと大人っぽく見える。
例えばフロントのZIP。輝きのある別注ZIPを使いどこかツヤ感のある色気のある雰囲気を作っている。
野暮ったいはずのGジャンが着てみるとどうにも大人っぽい。
このへんのバランスの取り方はさすがノンネイティブ。
襟なしシャツはさらに分かりやすいアプローチ
こちらも面白い。
ロングシャツというややドレスなアイテムを、襟を無くし、シワ感のあるカジュアルな素材を用いることで随分軽めに見せている。
「大人っぽいカジュアル」はオシャレに見せる条件でもあるが、見事にそのあたりのバランスをとっている。
今期かなり人気があるらしく急激に商品がなくなりつつある。
是非完売前にチェックしてほしい。(回し者じゃないよ笑)