アメカジブランドTMT(ティーエムティー)、トラッド?サーフ?ブランドGDC(グランドキャニオン)の人気はいかに?ブランドの売上の波とは?
アメカジブランドは大丈夫か?
最近のアメカジブランドの廃れっぷりはどうだろう。
キムタク着用!などと騒がれていたTMT(ティーエムティー)も今や見る影ない。どのファッション雑誌を見てもどうもパッとしない扱い。話題も聞かず・・・。取り扱い店舗も減少しているのではないだろうか?
くたびれた質感のスウェットや、チェックシャツなど直球のアメカジを今も変わらず展開するところは良いがトレンドには則してないのだろう。市場で見かけることはそう多くない。
2000年代は話題性も高く、多くのメディアでも見かけたが・・・。やはり10年人気が続くブランドを作るのは難しいということだろうか。
根強いファンは多いものの、過去ほどの人気を感じない。
こちらもアメカジ系ブランドGDC(ジーディーシー)。トラッドをベースにした物造りだが、基本的には西海岸系。サーフカルチャーをイメージしたものが多い様に思う。多くの芸能人愛用者などを生み出したブランドだが現在ではあまり見かけない。
ブランドの過去名「グランドキャニオン」の時代から好きだった、というオジサンも多いだろう。だがTMTと同様トレンドライクな洋服ではなく今の若い子には受け入れられていない様に思う。
ブランドの人気具合とは逆に、GDCデザイナーである熊谷隆志は大手セレクトショップのディレクションを務めるなど幅広い活動を見せる。大手企業からも引っ張りだこのようで方々で名前を見かける。
10年を境に売上は変わる
ブランドの人気は10年続かない。
10年を境に売上の波が変わる。
という定説の様なものがあるが、90年代後半から人気の出たキムタクブーム、アメカジブームから生まれたブランドは今、分岐点を迎えようとしているのかもしれない。