A.P.C.アーペーセーのデニムシルエット一覧!!どれを買うのがオシャレなの!?ニューキュアオム? 後編
A.P.C.のデニムはどれがオススメか?後編
今回はA.P.C.デニムの後編をお届けします。
最もスタンダードなA.P.C.の代表モデル
ニュースタンダードシルエット。
A.P.C.を代表するクラシカルなモデルである。
「特徴がない」と言えるほどニュートラルなストレートシルエット。
ウエスト周りも程よく、裾周りも程よく。「THE・ストレート」な出来。
ブランド側としては「サイズ調整をすることで、タイトシルエット、バギーシルエットとして穿くことができる」とのこと。
要は少し小さめサイズを選べばタイトに。
少し大きめサイズを選べばバギーになるという意味だ。
・・・そんな大雑把な話があるか、とも思うが、まあ要するにそのくらい癖がないモデルということ。
確かにバランスは良く、どの時代にも着ることができるニュートラルな印象を持っている。現代のトレンドでオシャレに穿きこなすなら前編で述べた「プチニュースタンダード」が間違いないが、長く長く飽きずに愛用したいというならこちらも良いだろう。
これがA.P.C.流スキニーか?ニューキュアオム
スキニーシルエットの「ニューキュアオム」。
2006年からA.P.C.のデニムラインナップに入ったモデル。
「スキニー」と言ってもその他のスキニーブランドのデニムと比べると、
その細さは随分「甘い」。ややゆるめのスキニーだ。(言葉がおかしいけれど)
裾幅やモモ幅は確かに従来のA.P.C.と比べ細めになってはいるが、
ヌーディージーンズやスーパーファインなど数多あるスキニーデニムブランドと比べると全然楽な作りだ。
「スキニーを味わいたいけど、オッサンにはキツいわ」なんて30代以降の大人男子には良いかもしれない。このくらいならストレスも少なく楽しめるだろう。
「1サイズUP」なんて言う店員さんを信じるな
以上A.P.C.代表的な4モデルを解説したが、
サイズ選びに関しても少し助言をしておこう。
A.P.C.のデニムは基本的にノンウォッシュ。なおかつ昔の力織機で製作しているため、現代の他ブランドのデニムと比べ、洗うと縮みが出やすい。
洗うとウエスト周りや裾幅などおよそ1、2cmほどの縮みが生まれる。
これを店員さんから聞くと「そうか、じゃあ1サイズ上を買えばいいのか」と思ってしまうだろうし、店員さんにも慣れていない方は少なくないので「そうですね。1サイズ上なら安心です。」とか返してしまったりする。
しかし「縮んでいる」訳ですから。穿き込んでいくと当然その分伸びる。
デニムは一旦縮んで穿くから、自分の足の形に合った理想のシルエットが出来るわけ。それがデニムの育てる楽しみなわけだ。
不用意に1サイズUPなどしようものなら、1年後にはダボダボになってシルエットを崩してしまう。
縮んだのだから、必要な分伸びて、体に本当に合ったシルエットが出来る。
是非1サイズUPなどせず、ジャストサイズで愛用してほしいところ。
以上A.P.C.デニム購入指南でした。