スティーブジョブズのファッションはオシャレ?着ているタートルやジーンズやスニーカーはどこの?イッセイミヤケ、リーバイス501、ニューバランス
スティーブジョブズのファッション
知らない人はいないでしょう。
Appleの創設者であり偉大なカリスマ性を持つスティーブジョブズ。
惜しくも56歳という若さで亡くなってしまいましたが・・・生前は彼の一挙手一投足が注目され度々メディアでも報道されていました。
発表する卓越したプロダクト達への注目は勿論ですが、経営能力、プレゼン能力、果ては着用するファッションまでもが取り上げられました。
黒のタートルネックにインディゴデニムといったなんともアメリカ人らしい「合理的」かつ「シンプル」なスタイル。
彼は新商品などのプレゼンの機会には必ずこのスタイル。何故そうまでして「同じスタイル」にこだわったのか?
実は彼は元々Appleの社員全てにこの「専用ユニフォーム」を配布しようとしたのです。皆が会社との「絆」を意識できる様に、帰属意識を高めるために。
しかしさすがは自由を標榜する国、アメリカ。従業員からは大クレーム。しかしジョブズは「それでも自分は着よう」と思い、以後このスタイルは彼のプレゼンの際に必ず着用される「彼の」ユニフォームとなったのだ。
しかし実はこの衣類は単なるユニフォームにとどまらない、
ジョブズのこだわりが詰まったものとなっている。
特にタートルネックはイッセイミヤケによるオーダーメイド品。スタッフ複数人によりジョブズの身体のあらゆる部分の採寸を行い、一寸の狂いもない完璧な「ジョブズ用」のタートルネックを製作したスペシャルオーダー品なのである。
このタートルネック話は非常に有名だが、穿いているデニム、履いているスニーカーは意外と無視されがち。
ジョブズが愛用しているデニムはリーバイス501。ジーンズのオーセンティックモデルを選んでいたのである。確かに写真を見ると、少しゆったりとしたモモにテーパードした裾幅と501のシルエット特徴が確認できる。
足元はニューバランスM991。
程よいボリューム感と快適な着用感が気に入ったのだろうか。
「ノームコア」はジョブズを参考にせよ
2015年の現在、このジョブズルックは「ノームコア」というトレンドで注目されている。
"肩肘張らず、デニムにカットソーでいいんじゃない?"
といったスタイル。ハードコアから派生した造語である「ノームコア」。訳としては「究極のノーマル」といったところか。
過度な装飾、デコラティブなファッションの時代が落ち着き、
ミニマル、シンプルなノームコアスタイルの時代。
我々もジョブズルックを参考にすると良いのかもしれない。