ラグジュアリーブランドAKM/エイケイエムの成金感、マイルドヤンキー感は果たしておしゃれなのか?
ラグジュアリーブランドAKM
多くのブランドが代官山、中目黒、渋谷、原宿などに事務所を置く中、唯一と言って良いほどの場所「六本木」に事務所を置くのがAKM/エイケイエムだ。
芸能人やサッカー選手などを顧客に抱え、
高級志向で提案発信するカジュアルブランド。
高級ダウンブランドDUVETICAデュベティカとコラボしたり、
レザーのクオリティにこだわりベルト1本9万円もしたりと、
他ブランドと大差をつけた価格設定に注目が集まる。
しかし個人的にはこの「成金感」が少し気になる。
もちろん良いデザインも大変に多い。
特にカモフラージュやボーダーやアーガイルなど、
毎シーズン趣向を凝らした柄使いのニットはセンス抜群。
ニットらしからぬ美しいカットソーライクなフィット感あるシルエットや、
見た目にも影響を及ぼすほどの編み地から伝わる上質な風合いが非常に評価できる。
値段も高いがそれ相応の価値は十分にあるだろう。
・・・しかしところどころに感じる
「成金感」「エグザイル感」というか・・・そんな雰囲気がどうしても鼻につく。もちろんそれがウリなのだろうが。
実際取り扱い店舗も独特の空気感がある。
コーディネートのコメントなどにも・・・
「夜遊び系」
「大人リッチ」
などなど「六本木」や「麻布」の雰囲気を感じさせるワードが溢れている。
すごく良いデザインもあるんだけれど、
な〜んとなく馴染めないのは私だけだろうか。。。
もう少しナチュラルに提案してくれると買いやすいんだけどなあと勝手に思ったりもする。
ラグジュアリーな提案ばかりかと思ったら
セレクトショップ向けに超格安のアイテムをリリースしたり。
普段ニットは3万円以上なのに、セレクトショップでの展開ラインは数千円だったりとチグハグ。
何故かと思ったら「AKM」の名前だけ貸して外注している模様。
・・・こういう商売っ気が強すぎるのもなんとなく気になる(笑)
悪いブランドではないのだが、
ちょっと「マイルドヤンキー」的な匂いが漂う感じ。
個人的に嫌いじゃないけど馴染めないブランドです。