LOUNGELIZARD/ラウンジリザードのスーパースリムデニムは着こなしの幅が広く、オススメです
私が毎シーズンチェックしているブランド一覧に「LOUNGELIZARD/ラウンジリザード」というブランドがあります。
ドメスティック(日本発)ブランドの老舗中の老舗。
設立から10年以上が経過している、日本のメンズファッションの代表格と言えるブランドです。
「設立から10年しか経ってないの???」
と思うかもしれませんが、基本的に洋服のブランドなんてすぐに廃れてしまうんですよ・・・。10年以上続いているブランドは文句なく「老舗」と呼べる部類です。メンズファッションに詳しい人でも10年以上続いているブランドを何個も何十個も挙げられる人はいないでしょう。ホント少ないんです・・・。
さて、そんな老舗である「LOUNGELIZARD/ラウンジリザード」、ロンドンライクなスタイルを実践しているブランドです。
ロンドンライク・・・と言ってもなかなか伝わらないと思いますが・・・「ロンドンライク」「UKライク」と言うと概ね下記の様なジャンルに分類されるでしょう。
▼ロック/モッズスタイル
細身を基本としたスタイルです。デニムやミリタリージャケットなどカジュアルウェアがベースですが、細身スタイルのため綺麗な印象に。
スキニーデニムやモッズコートやレザージャケットなどを使うことが多いです。
▼テーラードスタイル
スーツスタイルの発祥、紳士の国であるイギリスだけに欠かせないスタイルです。
クラシカルなスーツスタイルはこの国ならではです。ドレスとしてだけでなく、カジュアルとしてもテーラードジャケットやスラックスなどを使うことも多いです。
US(アメリカ)のルーズなデニム、ラフなプリントTシャツとカジュアルを地で行くスタイルに対して、UK(イギリス)は同じカジュアルでも洗練された印象があります。デニムも細身。カットソーもタイト。などなど。国ごとのセンスって面白いですね。
・・・そんなUKスタイルをベースにした「LOUNGELIZARD/ラウンジリザード」はデニムが最も特徴的。
こちらは「LOUNGELIZARD/ラウンジリザード」一番人気の「スーパースリム」シルエットのデニム。名前の通りかなーーーーり細い形です。
特に裾幅がかなり細め。キュッと絞った裾はルーズさがなくとても洗練されています。
・・・よくストリートスタイルな人は「ティンバーランドのブーツ」に太いパンツを合わせて裾ダルダルにして合わせるじゃないですか。
そうそう、こういう感じ。
ラフな服装が好みの人は良いかもしれませんが・・・
あまり洗練された感じはありませんよね。どちらかというと子供っぽいカジュアルといった印象。
私はスラックスのように裾がスッキリと綺麗な方が好みです。
大人っぽく洗練されたスタイルに見えます。
私は30代男子なので、あまりルーズなスタイルもちょっとね・・・。
裾が細いため、裾のたるみも気になりません。
デニムながらスラックスの様なシルエット。
うーん、これぞ大人が履くべきデニムでしょう。
シルエットはもちろん素晴らしいですが、
ディティールに関してもこだわっているところがポイント。さすが老舗ブランドです。
フロントのボタン部分は「LOUNGELIZARD/ラウンジリザード」の刻印を一つ一つ入れています。
「当たり前だろー?」
と思うかもしれませんが、コレ大変にコストがかかることなので、
大手ブランド以外はあまりやりません。
結構無地のものが多いですよ。お手持ちのデニムを確認してみてください。
裾もチェーンステッチ。
デニムのステッチングは「チェーンステッチ」と「シングルステッチ」があるのですが、
「チェーンステッチ」は昔ながらのデニムの仕様。
何が良いって洗ったり穿いたりしていくと、裾の色落ちが綺麗に出るんです。
経年変化ってやつです。
裾を裏返すとわかりますよ。
ステッチがチェーンの形になっていたらチェーンステッチ。
普通のステッチと同じように1本だけだったらシングルステッチです。
ちょっとした違いですが、ブランドのこだわりが垣間見える部分です。
細かいんですけどバックポケットも小さめ。
スッキリとしたお尻に見せます。
メンズファッションにおいて「デニム」って一番肝心なアイテムでしょう。
誰もが穿くし、無いと始まらないアイテムですよね。
「LOUNGELIZARD/ラウンジリザード」のデニムは1万円〜2万円くらい。
安いセレクトショップのデニムなども良いですが、ベースとなるアイテムくらいはこのくらいの金額を出したいものです。
私は・・・かれこれ4本くらい持ってます。
中毒ですね。ホント形が綺麗でオススメです。